関東地区の鉄スクラップ市況は先月半ばに急反発したものの、年末には天井感が台頭と方向感を欠く展開となった。背景には海外需要や為替の急激な変動があり、年明け後のさらなる円高進行もあり、足元はやや弱気配で新年を迎えている。 昨年11月の下げ局面を引き継ぎ、12月初めも市況は弱基調だった。しかし、上旬に韓国やベトナムなど海外からの引き合いが急改善。...