「家族や仕事の仲間に支えられ、こうして健康に還暦を迎えられて幸せ。若い頃に想像した還暦の姿とは違ってどんどん忙しくなるが」と笑う。節目の年を「新しい道を拓くスタートの年にしたい」。 印象深いのがインドネシア駐在。当時、組合の一つが不当なストを決行し、製錬所が操業停止に追い込まれた。だが、残るメンバーが一致団結しわずかな期間で操業を再開。「諦...