――2022年の振り返りを。 「昨年は激動の年だった。『資源価格の高止まり』、『ウクライナ情勢を契機とした経済安全保障の重要性の高まり』、『歴史的な円安』、『電気料金の高騰』という4点が大きな出来事だったと思う。資源価格は21年から上昇基調が続いていた中、ウクライナ危機で商品市況全般が高騰し、ニッケルは取引が一時停止する事態にもなった。ウクラ...