――昨年のアルミ圧延業界を振り返って。 「アルミ圧延品出荷量は、1~10月の累計で前年比2・4%減の153万4千トンだった。需要分野別にみると、缶材はコロナ禍明けによる家飲み需要の一服で減少し、建材も新設住宅着工戸数は増加しているが、サッシの樹脂化により微減だった。自動車材やリチウムイオン電池向け箔は、半導体や部品不足などで自動車の減産が長期...