山陽特殊製鋼グループのステンレス磨棒鋼メーカー、サントク精研(本社・東京都台東区、社長・黒石忍氏)の上期業績は前年同期に比べて1割強の増収となった。半導体関連や精密機械、産業機械関連向けなどの販売が前年並みに推移したほか、今期は原材料高と加工コスト高に伴う加工賃改定(ベースアップ値上げ)を実施、増収に寄与するとともに一定程度の利益も確保した...