東京製鉄は17日、11月契約の鋼材販売価格を全品種で前月比据え置くと発表した。全面据え置きは2カ月連続。海外市況はおおむね底値圏ながら反発力を欠く。国内の建材需要は年明け着工の再開発案件などで大型サイズを中心にタイト化が見込まれる。薄板は自動車生産の緩やかな回復で需給改善を期待。厚板は造船や建産機の需要が堅調とした。一方、電力高騰により採算悪...