最大手合金鉄メーカーの新日本電工は、廃棄物焼却灰の処理能力を従来の年間10万トンから3割増の13万トンに引き上げた。自治体から引き取り要請が増えているのに対応した。4基目となる専用処理炉(電気炉)が完成したのを受けて、今月から13万トン体制に移行する。 焼却灰の処理・リサイクル事業は、全額出資子会社の中央電気工業(茨城県鹿嶋市)が担っている...