神戸製鋼所に続き、日本製鉄が来年度から低CO2鋼材の販売に乗り出す。JFEスチールも時期は未定ながら販売方針を打ち出しており、高炉メーカー3社がそろって低CO2鋼材の供給体制を整えることになる。 高炉3社が低CO2鋼材の販売で採用するのは「マスバランス」と呼ばれる方式。CO2の削減実績を生産する鋼材の一部に割り当てるもので、削減実績に応じて...