6~7月の銅建値急落が、在庫品の収益性低下などで、建設用電線のメーカー・販社の利益を圧迫している。6月に1トン当たり127万円だった銅建値の月間平均は、7月に108万5500円に急落。特に6月中旬から7月中旬にかけての下落幅が大きい。主に非常に高かった時点の建値で調達した銅で製造した電線在庫を、下落した銅建値を基にした販売価格で供給する取り...