神戸製鋼所は今年度、銅板条でフル生産が続く見通しだ。足元は自動車減産などの影響を受けて車載関連で需要が停滞しているが、受注残があるため稼働率が落ちていない。後ろ倒しになった需要は下期に向けて表れるとみている。同社素形材事業部門で銅板ユニットなどを担当する西口昭洋執行役員に今後の販売計画や市場動向について聞いた。(山口 大智)