経済産業省生産動態統計によると、5月のはんだ生産量は1173トンで前年同月比2%減だった。高水準で推移していた需要に一服感が出ている。製品単価は上昇基調にあるが、主用途の半導体においてはんだの原価比率は大きくないため「価格上昇の影響が需要に影響を与えているとは考えにくい」とはんだ大手は見る。 販売量は1258トンで同1%減。一方、金額は95...