大阪鉄鋼流通協会形鋼部会は、先週16日に例会を開催し、6月の市況動向をまとめた。原料の鉄スクラップ市況は軟調だがメーカーの価格重視の姿勢が緩まず、流通は引き続き仕入れ値高転嫁に努めている。 海外安の影響を受け、国内の鉄スクラップ市況は5月連休明けから軟化。ただ副資材やエネルギー代などのコスト高騰で、メーカーは価格重視の姿勢を崩していない。 ...