日本アルミニウム協会がまとめた2021年度のアルミ圧延品需要部門別特殊分類出荷実績によると、流通業者の扱う店売り一般材を含む「卸売・小売業」向け出荷量(板・押出合計)は、前年比28%増の9万1752トンだった。半導体製造装置分野が好調に推移したことで、厚板や丸棒の出荷が増加。コロナ禍で需要が急減した20年だけでなく、米中貿易摩擦による停滞が...