関東地区の鉄スクラップ市況は3月前半にメーカー買値(H2)が6万円台に急伸した。ロシアのウクライナ侵攻による影響で欧米産のトルコ向け価格が急騰。半製品の需給タイト化も日本の鉄スクラップの価格を押し上げる要因となっている。市中には高値警戒感が見られるが、需給は引き締まっている。円安もあり、足元は依然として上げ局面が続いている。 欧州からの引き...