LME(ロンドン金属取引所)がニッケル取引を再開してから1週間が経つ。16日の取引再開後は4営業日連続で値幅制限いっぱいの下落となったが、現地22日の価格は前日比2・5%安の水準で落ち着いた。まだ安心はできないが、正常化の兆しが見え始めた▼今回の取引停止の発端はウクライナ危機。もともと需給が引き締まっていた状態でロシアからの供給懸念が強まり...