国内建築物のうち、構造別の割合で2割弱と鉄骨造(S造)に次ぐ規模を誇るのが鉄筋コンクリート造(RC造)だ。国土交通省の建築着工統計によると、2021年暦年にRC造が占めた割合は17・3%。前年比で1・8ポイント低下した。着工床面積も3・0%減の2111万1千平方メートルと2年連続のマイナスとなり、7・5%増だった建築物全体と対照的な結果とな...