新型コロナウイルスの感染拡大で需要が落ち込んでいた条鋼建材や鋼板、鋼管など建設用鋼材市場に、薄日が差し始めている。大型案件の工期に影響する東京五輪・パラリンピックが1年延期で閉幕し、東京都心部での再開発事業も続々と具体化しだしている。足元ではコロナ禍がいまだ尾を引く中で、2022年度上期の建材需要はどうなるのか。鉄骨、鉄筋、建材薄板、地域別の...