自動車産業は半導体不足や海外の部品供給網の混乱により、生産水準が上がってこないが、他の産業でも部品不足は深刻な状況に陥っている。特に住設機器の給湯器は昨年から基盤部品が不足しており、生産状況は正常化に程遠い様子だ。給湯器メーカーに鋼板を卸す流通業者によると「昨年までは7割減の操業で、今年に入ってようやく4割操業まで戻ってきた」とされる。既に...