昨年の国内鉄鋼マーケットは、多くの需要分野で2020年度からのコロナ影響による減産を取り戻す動きが顕著となり、全体数量は大きく回復した。21年度下期の国内鋼材需要はコロナ前の19年度下期とほぼ同レベルにまで回復すると見込んでいる。 次に九州・沖縄地区の動向だが、まず自動車は半導体の調達難、コロナ禍によるサプライチェーンの断絶などに起因する減...