ステンレススクラップ相場は年明け後も強含みを継続している。 空前の上げ相場で、原料自体の価値としては上がり過ぎの感がある。LMEニッケル価格は約10年半ぶりの高値推移しており、仕入れ値は高値寄りを強いられている。メーカーは減産基調から持ち直しているが実需自体に大きな伸びはない。右肩上がりがこれだけ続くと荷動きは鈍く、不足感は強い。価格に多少...