11月の転炉での鉄スクラップ消費原単位は142・2キログラムで前月比1・1キログラム増となった。前月比プラスは2カ月ぶり。消費原単位は7カ月連続で140キログラム台と高水準で推移している。世界的な脱炭素の流れの中、CO2削減を目的に高炉メーカーで鉄スクラップ消費を積極化する動きが継続している。 転炉での鉄スクラップ消費原単位は、転炉鋼の生産...