2021年の電気亜鉛めっき鋼板(EG)輸出量は90万トン前後となり、4年ぶりに増加へ転じそうだ。前年の低水準の反動増に加え、薄型テレビやプリンターなど世界的な電機製品需要の拡大や、日本製鉄がマレーシアでのEG生産を止め日本からの輸出へ切り替えた構造対策が寄与する。ただ高炉メーカーの鉄源が限られたことや、年後半は電機メーカーでも部品不足で思う...