――2021年はどのような年でしたか。 「アルミ圧延品需要はコロナ禍からの回復を見せた1年だった。1~10月のアルミ圧延品(板・押出)出荷量は前年同期比10・2%増の157万1千トンだった。自動車は国内生産台数の増加に加えてアルミパネル採用車種の増加で2割以上出荷が増えた。缶材は微減だったが、半導体需要の増加で製造装置などに使われる厚板などが...