日本冶金工業は、中国の石油精製設備で使われる熱交換器向けに、スーパー二相ステンレス「NAS74N」、独自に開発した「NAS74NU」(いずれもUNS S32750)の極薄コイル(板厚0・8ミリ×板幅1メートル)80トンを初めて受注、出荷した。「NAS74NU」はモリブデン量を規格範囲内で高めて耐食性を向上させた鋼種で、より厳しい環境での適用を...