――下期の線材・条鋼(線条)、厚板の需給状況と来期見通しから聞きたい。 「線条は上期はサプライチェーン全体でタイト感が強かったが、足元の鋼材生産は1割ほど落ちている。日系自動車メーカーの計画通りであれば、2022年度は完成車、KD生産とも上限に近い需要水準となることが見込まれる。その場合は当社の生産も高水準となるため、事前に準備し、安定供給に...