精密金属ばねなど大手自動車部品メーカーのパイオラックス(本社・横浜市)は、来年2月にもドイツのデュッセルドルフに駐在員事務所を開設する。欧州大陸戦略の足掛かりとして情報収集を強化すると共に「脱炭素や電動化で先行するドイツのルールなどを商品開発に生かすのが最大の任務」(島津幸彦社長)となる。 パイオラックスの欧州事業には、英国・ランカシャーの...