――下期の滑り出しは順調のようだ。 「高機能材は中国の太陽光発電関連や半導体製造装置関連、耐久消費財関連などが堅調だ。10月の高機能材販売数量は4千トンを超えて過去最高だった。ステンレス内需はようやく2019年度の水準まで回復したところだが、当社を含めて国内メーカーの上方弾力性が乏しく、フル操業が続いている」 「一方、主原料コストの上昇に加え...