溶融亜鉛めっき鋼板(GI)の輸入量(財務省貿易統計)が10月、5万462トンと急増した。単月では2020年6月以来1年4カ月ぶりの高水準となる。 輸入GIは特定の需要家向けのヒモ付きは少なく大半は汎用品で、主に建材分野などで使われる。20年以前の輸入GIは国産GIよりも圧倒的に安かったため、価格メリットがあった。 しかし21年に入ってからは...