日本製鉄やJFEスチールなど6社が手掛ける2020年度の厚中板(普通鋼のみ、UO鋼管素材など除く)生産量は合計832万トンと前年度比15・3%減少した。新型コロナ禍で生産活動が滞った主力の造船業向けの需要が落ち込んだことなどから6社とも減産し、800万トン台という異例の低水準にとどまった。 順位は前年度と変わらない。3年連続で首位を維持した...