マグネシウムやシリコンなどアルミ副原料が中国で生産を再開していることで、国内アルミ圧延メーカーの減産懸念が後退している。国内の大手メーカーはおおむね来年3月までの使用量を確保しており、それ以降の使用量についても商談に入っている。現地からの出荷量に制限はかかっており先行きの不透明感はぬぐえないものの、9月末のパニック状態は沈静化しつつある。