電線大手メーカーの東南アジアでの自動車用ワイヤハーネス生産が回復してきた。新型コロナ感染防止に向けた現地操業規制などに伴い夏ごろに操業影響が顕著だった。現在は規制緩和などで操業度改善が見られる。住友電工は「10月後半からほぼ通常操業に戻っている」(井上治社長)状況。古河電工とフジクラも操業度を高めている。 車用ハーネスは人手で電線を車載回路...