丸紅が2日発表した21年4~9月期連結決算(IFRS)によると、金属部門の純利益は前年同期比4・7倍の870億6700万円となった。原料炭やアルミの価格上昇が寄与した。鉄鉱石、銅地金価格も上昇。持ち分利益が780億6千万円と前年同期の4倍に膨らんだ。 上期の増益を受けて通期見通しを、前回公表の620億円から1560億円に引き上げた。