高炉3社は、低品質な高リン鉱石を有効活用するための共同技術開発事業で、2022年から実用化に必要な基盤技術の研究開発に本格着手する。日本製鉄の波崎研究開発センター(茨城県神栖市)に建設している第一弾の試験プラントがほぼ完成し、来年1月に稼働する見込みとなった。鉄鉱石からリンを効率的に除去する新たなプロセス技術の有効性を検証し、実用化に向けた課...