JFEスチールは15日、製鉄所の排ガスや副産物を活用する二酸化炭素(CO2)利用技術開発に相次ぎ本格着手すると発表した。開発を目指すのは、高炉ガスに含まれるCO2からメタノールを合成する技術と、製鋼スラグにCO2を固定化する技術の二つ。大学や研究機関と連携しつつ研究を進め、いずれの新技術も2030年ごろの実用化を目指す。 高炉ガス中のCO2...