経済産業省は8日、10~12月期の鋼材需要見通しを発表した。需要量相当の粗鋼生産量は2411万トンで、7~9月期(見込み)に比べ0・8%増。前年同期比では9・6%増で、3四半期連続でのプラスとなる。鋼材需要は国内を中心に堅調だが、新型コロナウイルスの影響に加え、半導体不足による自動車生産への影響、中国の電力使用制限など不透明材料は多い。経産省...