日本溶接材料工業会が溶接材料についてまとめた8月の出荷量は、前年同月比12・3%増の1万6871トンだった。新型コロナで記録的な落ち込みとなった前年同月からの反動増に加え、構成比率が高いソリッドワイヤとフラックス入りワイヤが上振れし、4月から5カ月連続のプラスとなった。 主な品種別の出荷量は、溶接棒が22・5%増の2345トン、フラックスが...