日本電線工業会は2021年度の銅電線需要見通しについて、3月に発表した当初見通しを据え置くと発表した。総量は引き続き63万7千トンで前年度比2・3%増としたが、電気機械・自動車・輸出向けは上方修正。一方で電力向けや建設・電販は下方修正した。 分野別の動向では通信向けが1万トンで据え置き。前年度比は3・8%減とした。光化の進展などから前年割れ...