二酸化炭素(CO2)の排出削減に向けた国際的枠組み「パリ協定」の発効で、旗振り役であるEUのお膝元、欧州鉄鋼業が変革を迫られている。スウェーデンを本拠とする北欧の高炉メーカー、SSABは原料炭を使わない水素還元製鉄の実用化を目指すほか、オーストリアのフェスト・アルピーネは米国に上工程拠点を設けることで鉄源を欧州へ持ち込む。将来的には高炉以外の...