財務省の貿易統計によると、7月における高炭素線材製品の輸入量は、前年同月比21・5%増の1万6810トンだった。品種間で増減が混在する中、記録的な落ち込みとなった前年同月からの反動増に加え、構成比率が高い鋼索や単線で50%近い伸びが相次ぐなど3カ月連続のプラスとなった。 主な品種別では、鋼より線が9・4%減の4944トン、鋼索が45・0%増...