大同特殊鋼は9月契約分から国内・輸出向け全ての工具鋼製品のベース価格を2~5%追加値上げする。鉄スクラップ価格高騰を受けて1月契約からベース値上げを実施したがさらなる高騰に加えて諸コストが上昇する中、需要家へ継続的な安定供給を行うためには再生産可能な価格水準への見直しが必要と判断した。工具鋼では2月受注分から引受枠を絞らざるを得なかったが、...