日本鉄源協会は2020年度の鉄スクラップ国内消費量が3441万トンで前年度比9・8%(373万7千トン)減だったとした。前年度を下回ったのは2年連続。粗鋼生産が減少する中、転炉、電炉ともに消費量が減少した。鋳物用の消費量もマイナスだった。また、銑鉄の見掛け消費量も前年度比で減少。銑鉄と鉄スクラップの消費量を合計した鉄源消費量は前年度比16・...