日本鉄鋼連盟が発表した鉄鋼貿易実績(確報)によると、6月の普通鋼鋼材輸出量は前年同月比24・6%増の191万2千トンで2カ連続の増加となった。 前年は新型コロナの影響で缶用鋼板を除く輸出が急減したことから、反動で大半の品種は増加した。最大品種の熱延広幅帯鋼は28・4%増の89万7千トンと前年からは3割増だったが、高炉大手に供給余力がなく前月...