日本鉄鋼連盟が16日公表した特殊鋼鋼材受注統計によると、5月の受注量は前年同月比2・17倍の141万2千トンだった。昨年末以降は需要全般が回復基調で、3、4月受注は18年末以来の150万トン超えだった。5月も国内中心に高水準で、足元は「注文が旺盛で受け切れず、精査しながら供給安定化に努める」(メーカー筋)との声が聞かれる。 国内向けは2・2...