日本鋳鍛鋼会によると、5月の鋳鍛鋼生産量は鋳鋼(鋳放)が前年同月比11・7%増の1万トン、鍛鋼(打放)が同29・5%増の3万7千トンで、ともに3カ月連続プラスだった。自動車・建機・鉄鋼関連が回復をけん引する一方、船舶は低迷が続いている。鋳鋼、鍛鋼とも生産水準は低い。増加率は前年の落ち込みの反動増が影響した。 鋳鋼では土木建設・鉱山機械向けが...