日本磨棒鋼工業組合(理事長・多田茂大一機工社長)がまとめた6月の磨棒鋼・冷間圧造用(CH)鋼線の生産実績は8万9892トンとなった。コロナ禍で経済活動が停滞した対前年6月比では95%増の大幅な伸びとなり、19年6月比でも100・8%の水準にまで上伸。半導体不足による自動車メーカー各社の減産が懸念されたが、磨棒鋼・CH鋼線の生産・出荷は底堅く...