――前期の事業環境は。 「2020年度はコロナ禍により、出荷量は前期比9割にとどまった。5~8月ごろは自動車などの幅広い産業が急激に落ち込み、臨時休業などで対応した。下期は需要が急回復し、特に第4四半期は前年以上に出荷が伸びた」 「海外は地域ごとに状況が異なるが、欧州と東南アジアはロックダウンの影響が大きく3~6月は厳しい環境だった。中国は回...