日本電線工業会は17日、5月の銅電線出荷統計を発表した。各分野の合計量は4万5900トンで前年同期比9・1%増。新型コロナ影響が最も深刻だった前年同月を底に、おおむね段階的に回復。4月に19カ月ぶりに前年超えしており、5月にはプラス幅が拡大した。自動車や電気機械向けの増加がけん引しているほか、最大分野の建設・電販もプラスに転じた。 分野別の...