山陽特殊製鋼は4日、構造用炭素鋼・構造用合金鋼・軸受鋼の販価を6月契約分からトン当たり1万円値上げする、と発表した。今回の価格改定は鉄スクラップサーチャージ制を導入していないすべての需要家が対象で、すでに値上げの申し入れも始めている。 同社は今年1月契約分でも鉄スクラップ高騰を主な要因として1万円値上げした。ただ、その後も鉄スクラップ需要が...