日本鋳鍛鋼会の新会長に17日就任した岩本隆志日本製鋼所取締役常務執行役員は、就任直後の挨拶で「日本の鋳鍛鋼は技術・技能の差別化を武器にしてきたが、鋳鍛鋼製品がコモディティ化し、事業運営は大変厳しくなっている。また新型コロナ禍を契機に大きな転換点を迎えている。デジタル化、DX、脱炭素などの経営課題にどう向き合っていくか。一企業での対応が難しい...