溶接鋼管類について、日本製鉄が来月受付分から現行価格比10%の追加値上げを表明した。流通では前回値上げ分であるトン1万5千円の値上げに対し段階的な転嫁を進めている。値上げピッチが急激で幅も大きいため、扱い筋からは戸惑いの声も聞かれる。主要分野の実需がまだら模様の中、向け先や品種により転嫁のタイミングにも温度差が出ている。特に民間の中小建築向...